レザー、オイルドコットン、ダック、フリース、いろんな素材のジャケットをご紹介。

ジャケットにもいろんな種類があって、それぞれに良さがあります。
今回は取扱商品の紹介を兼ねて素材ごとの特徴を僕なりに解説したいと思います。
前回のコラムはこちら（ファッションの評価について）

CONTEXT レザージャケット

シンプルで組み合わせやすいリブ仕様のブルゾンジャケットです。
アメカジスタイルだけど大人の渋さ。飽きのこないダークブラウンです。
裏地にナイロンのキルティングとネイティブ柄のニット（コットン100％）でなかなかの暖かさ。
Mサイズ ¥12,900

レザージャケットはなんと言っても経年変化がたまらないアイテムです。
同じ革でも、オーナーによって個性が出るので育てていく楽しさがあります。
風を通さず、着る人の体に合わせてフィットしてくるので、長年使えば使うほど価値が増していきます。
ある程度の重さがあること、雨の日は着れない（放水スプレーなどを使えば多少の雨なら大丈夫です。）ことが難点ですが、生涯の相棒に選ぶならレザージャケットがオススメです。

RIFLE オイルドコットンハンティングジャケット

80年代と思われるミドル丈のジャケットです。
イギリスのバブアーをオマージュしたデザインで、しっとりとした肌触りとテロテロとした「落ち感」が楽しめます。
オイルドコットンにしか出せない独特の着心地です。
カーキやこげ茶色が一般的ですが、こちらは少し赤みがかっていて個性が光ります。
Lサイズ（Sサイズ表記）¥8,900

オイルドコットンは綿に蜜蝋をベースとしたワックスを染み込ませてある生地です。
水を弾き、風を通さないので、イギリスの貴族が猟をする時に着る服として愛用されてきました。
今は雨風を防ぐ服としては軽さや手頃さが優れているため、ナイロンが一般的ですが
オイルドコットンでしか味わえない重厚な雰囲気や丈夫さ、経年変化など唯一無二です。
世界中で愛されるのも納得の生地です。

カーハートダックトラッカージャケット

カーハートのダック生地の中でも珍しい、いわゆる3rdジャケットです。
Gジャンの定番型を敢えてダックで作ったところがなんとも渋いです。
サイズがかなり大きめですが、3rdは丈が短いのでバランスが取りやすいです。
裏地のフェルトでしっかり暖か。
色褪せやダメージがかなりありますが、それがまたワークジャケットの雰囲気を出していて良いです。
2XL ¥11,900

ダックは「これ以上太かったら着れない」くらい太い糸で織られた、丈夫さと耐久性を追求した生地です。
最初にカーハートが労働者向けの衣類に使用したことから広まりました。
着る人を過酷な労働環境から守り、着れば着るほど馴染みます。
毎日着るなら愛着が湧くものを選びたいですね。

US軍フリースジャケットGen3

アメリカ軍ユーティリティジャケットの中でも特に人気が高い使い勝手抜群のフリースです。
これ一枚でかなり暖かく、アウターとの重ね着もしやすい優れものです。
オーバーサイズは希少なのでお早めに。
Lサイズロング丈¥9,900

フリースは化学繊維によって作られる起毛素材の生地です。
風をシャットダウンし、優れた保温性があり、触り心地が良いのが特徴です。
ストーブや焚き火の熱に触れるとすぐに溶けてしまうので注意しましょう。

続きはこちら（ファッションの素材について）