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古着紹介

Levi’s 501/550履き比べ

古着を紹介するならまずアメカジの原点であるジーンズをピックアップしてみたいと思います。
ジーンズに関する知識を全部書き出そうと思ったら大変なので
もう手っ取り早く「何買ったらいいのか」をご説明します。

ジーンズはまず定番を買いましょう。

好みや用途は様々あると思いますが、色や形、型番などにこだわるためには
まず定番を手に入れないと、原点となるジーンズの感覚を掴めません。
おしゃれになるための長いジャーニーのスタートです。最初の相棒を手に入れましょう。

↓こちらは定番中の定番、リーバイス501です。ボタンフライ(社会の窓がボタンになってるタイプ)が苦手な方は505を選びましょう。

USサイズですのでロールアップしてもまだダボダボなほど丈が余っていますが(あくまでもサイズが大きいのであって、足が短いわけでは断じでない)
いわゆるルーズストレート。アメカジのシルエットを作るのに一番使い勝手の良い型といえます。
購入される場合はブーツやスニーカーに合わせるにしても多少長め、前側に緩やかな「たるみ」ができるくらいを意識して裾上げしてもらいましょう。
夏にサンダルで合わせる時にはロールアップしてくるぶしを出して履くのがおすすめです。

続いてリーバイス550。
生産ロットによる違いはあれど、501とほぼ同じウエストサイズを履いています。
お尻のあたりからしっかり太く、全体がかなりルーズなシルエットで、これまた丈が余りまくっているせいでわかりにくいですが、テーパード(裾に近づくにつれ細くなっている)の仕様になっているため、太い割には裾を引きずってしまうような心配はありません。(断じて足が短いわけでは・・・)

どちらもアメカジスタイルのシルエットとしては定番です。
好みの方を選んで、一本は持っておくのをおすすめします。
最初の相棒が決まったらこのジーンズを基本にしてTシャツ、ワイシャツ、ジャケットなど
組み合わせを開拓していくイメージですね。
「仲間を増やして次の旅へ(ピカチュー!)」

ジーパンは古着屋で買うべし。

そしてこれは古着屋のオーナーの立場としての補足ですが、
501(505)、550を買うなら古着屋がオススメです。理由は以下の3つ。

①現行品(新品)のジーンズは縮みや伸びが定まっていない。
前の持ち主がどのくらいの頻度で洗濯していたのかはわかりませんが
現行品と比べ、古着のジーンズは伸び縮みを繰り返して今のサイズに落ち着いています。
購入してから「買った当初はサイズがピッタリだったのにどんどん変わってきてしまった」
なんてことが起きにくい利点があります。

②現行品はポリウレタンが入りがち。
現在のパンツはかなり高い割合でストレッチを効かせるため、ポリウレタンが数%繊維の中に含まれているものが多いです。
①と理由は似ていますが、ストレッチパンツはその快適さと引き換えに形状が変わってしまうリスクが高いです。
そして、ストレッチパンツは「柔らかすぎる」。それゆえ
アメカジスタイル最大の醍醐味である「ルーズ感」が演出しにくいという欠点があります。
先に書いた緩やかな「たるみ」はデニムの硬さがあってこそのシルエット。


生地が柔らかすぎるとルーズに履きたくても、余った生地は裾に溜まってしまい、ただダボっとした印象になります。ルーズと言うより脱力感。

③古着の方が安い。
古着のジーンズの小売価格は年々上がっていますが、なにもヴィンテージの限定モデル品を探すことはありません。
せいぜい2000年代くらいの、特に何の希少性もない、安価に手に入るものを探しましょう。
重要なのはコストに見合ったパフォーマンスを発揮するかどうかです。
いつか手持ちのジーンズが5本くらいになって、一通りの着回しが揃ってきて、金銭的にも余裕ができてきたらこだわりのジーンズを買いましょう。

以上、Levi’s501と550を履き比べて違いを解説すると見せかけて
書きたいことをただ書いたコラムでした。

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店長ハダ

店長ハダ

富士山駅の古着屋&お直し屋[Us design]ユースデザインをやっております、アラフォーの天然パーマです。

アパレルブランドプレスを経て地元富士吉田市にて開業しました。 兼業で広告デザイナー、イラストレーターなどをしています。 サブカル全般が好きです。カラオケ大好き。おすすめのアニメ教えてください。

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